ひょうたんと言えば
この形. 所謂ひょうたん型で趣味人の間では バスト ウエスト ヒップの
バランス(5:3:7とか?)がとても重要視され 栽培する方も着果時に形の悪い物は
摘果して本当に良い物だけを収穫されている様です
昔からひょうたん栽培をされている先輩方のブログなどを拝見すると 綺麗なひょうたんを
作る為のご苦労がそれはそれは大変なもので 「趣味の瓢箪作り」と言った生易しいものではなく
茶道や花道と同じく瓢箪道の域に達している方も多い様です
日本では瓢箪と言うと
多数の人が「お酒を入れる」「水を入れる」 を連想し思い浮かべる形は栓と紐がついた例の形です
実際は酒や水を入れられる迄にするのは 大変な手間が掛かり 出来上がった物は
宝物と言える価値と美しさが有りますが 現在では実用に供する場面はほとんど無い様です
話は変わりますが 以前スペインにいた時 昔からの「皮で出来たワイン入れ」が欲しくて
購入した事があります よく街の土産物屋で見かける物は形こそ同じですが
内部はゴムの袋になっており所詮観光用の偽物と わざわざ高価な本物を購入しましたが
毎日ワインを持ち歩く習慣もなく放っておいたらガビガビになってダメにしてしまいました
話を戻して
おそらくひょうたんも水が少し染み出すのが本当で 手入れは相当大変そう
内も外も樹脂でコーティングしてしまったものは古来からのものとはちょっと違うのでしょう
現在 お酒を入れるような格好をした瓢箪のほとんどは形だけで機能はないようです
最もひょうたんは世界中大体の所で縁起物のようで形があるだけで「なごみ」を
与えてくれるのでそれはそれで良しなのでしょう!
兎に角日本ではクビレのあるひょうたんが本流で 特に紐の結べない
ディッパーやケトル型は不美人とかおブスと言われ長い間不遇の時代?
を過ごしていました
これも紐が結び辛い! 締まりがないか!
アメリカでひょうたんと言えば
多数の人がバードハウス(鳥の巣箱)やハロウインの飾りと言う答えになりそうです
子供たちにひょうたんの絵を書かせたらほとんどがケトル型を書きます
アメリカでは現代のひょうたんアート(工作)でも日本と大きな違いがあります
丸ごとか部分か?
美人ひょうたんはフォルムとして完成度が高く日本では種出し以外の穴を開けたり
ましてや切ったり貼ったりは言語道断!
アメリカでは作者独自の作品を作ろうとすると美人ひょうたんは形の主張が強すぎ
意図にあった部分だけあっさりカット!
座り
座りの良いひょうたんを作る為に 日本では棚から板を吊ったりして
完璧を目指すが あちらさんは地這いで立てておけばなんとなく座る
グラクラするならベルトサンダーで余計なところをカット!
日本人の血なのか 「なんと大胆な!」と言う所もありますが
其の物の完成度を極める方向に進みがちな日本と
材料の一部と見るあちらとの差は どちらもひょうたんを愛しているのだが
何ともおもしろい!
それでも最近は日本でも「ひょうたんランプ」や「ひょうたんスピーカー」
の人気が上がって来ているようで 昔ながらのひょうたん愛好家とは
ちょっと違った随分若い人達(女性も)も大分やってみたい人が増えてきたようです
その他 最近店にこられた方には
華道家の方 当たり前ではない変わった形とカビの跡がある自然乾燥の物がご希望
カポエラをする方 ビリンバウ(楽器)を作りたい
茶道家の方 窯開き?茶道ではひょうたんは11月の季語だとか
演奏家の方 アフリカの楽器に 輸入すると高い!
ハワイアンダンスをする方 イプやイプヘケを作りたい
店の看板に
結婚式のウエルカムボードに などなど
日本でもひょうたんの使い方がだんだん変わっていくのを実感できます
メキシコ系は今年のお気に入り
こんな!みたいなのも出来た
どんな使い方でも ひょうたんは楽しい!!!
ひょうたん考 9月16日
