農園ではいくつか借りている畑の内一番古いのを
去年一杯でお返しすることになっていた
12月の下旬にトラクターで耕したところで
お借りしている方に「きれいにしておきました」
と声をかけ これで終わりと思っていたら
年が明けて一転 CONFLICT!!!
内容は地代(年貢との事!?)を払った 払わないと言う事
とにかく年末までに年貢が払われなかったとHEAT UP
こちらとしては滞納している覚えは無いので
狐につままれたような話 だったが結局お支払いすることでゴング
都会暮しの経験しか無く まして農業の経験も無かった自分にとっては
ちょっとしたカルチャーショック体験だった
そもそも自分が払っていたのは賃料という感覚だった
年貢と言えば水戸黄門に出てくる悪代官と苛酷な取立て 百姓一揆
位の知識で実生活の中で出てくるとは全く思わなかった
不動産賃貸もしている自分としては賃料は前払いと言う常識しかなく
当然畑の賃料も1月から一年間分を前年の12月にお支払いしたのが6年前
終了時は年末にきれいにして返せばそれで終わりの筈だった・・・が
曰く 去年の暮れに待っていたが年貢を払いに来なかった
秋に果実を得ているのに支払いをしないとは何事だ!
収穫をしたのに年末に支払いが無い の一点張りで
一番最初は始まる前に支払ったと言っても
★年貢は収穫の後に払うのが常識
去年は支払いに来なかっただろ!
と言われると「はい」としか言えない
だから前払いで・・・と説明しても★に戻るの繰り返し
埒が明かないので結局お支払いしてオシマイにした次第
解ったこと
古来から農耕民族の日本は江戸時代まで米本位制で年貢=税
小作人は収穫物を得た後にその中から年末期限で年貢を支払う
年貢が払えるかどうかに年を越せるかどうかが掛かっていた
DNAが今でも脈々と生きており 後で他の人に聞いて見ても
家賃は前払い 農地の地代は後払い年末払いが当たり前との事
だれか教えてよー!
と言う事で開始から6年の間にいつのまにか
地代(年貢)はその年の分となってしまったらしい
こちらは覚えていたが確かに10年20年経ったり
代替わりがあったら 間違いなく
年末に払う分はその年の分になっていただろう
ちゃんと領収書を取っておけば抗弁できたかもしれないが
有ったとしてもお父さんは納得しなかった感じ
自分の本業で大きい物件の賃料一回分なら大問題だが
畑の地代は都会育ちにはとても想像出来ない値段だ
500坪の広さを借りるとなったら一体幾ら・・・?
駐車場一台月2万円 ビルの地代が坪月9千円位の基準しかない人間が考えると
田舎なら駐車場一台3千円?100台分として月30万円?
地代を基準にすると月450万円!!!いくらなんでもそりゃ高い!
参考にならないのでエイヤーで年25万円なら安すぎか?と最初は思ったら・・・
今になってみれば笑い話だがその土地から幾ら収益を上げられるかで
地代は決まる
今時は500坪の土地で最高の効率で何かを栽培しても
年間で100万の利益なんてとんでもない話で
米でも330坪で経費(資材、農薬など)を含んで20万以下
実質利益は10万少々となれば年貢が10%だと1万円
と言うことで 正解は年1~2万円位
とお中元・お歳暮程度の値段なので契約書も無く
領収書も無くお約束で始めてしまったのでこの顛末
ひとつ勉強させてもらいました
年貢は後払い 納期は大晦日
田舎で畑を借りる方もう一度ご確認を・・・
年貢は後払い! 16年01月11日
